塩漬け繭の織物展 洛風林  ―勝山健史の極上の絹糸で織る―

2008年7月17日(木)〜7月26日(土)

「今まで目にしたことのない瑞々しい光沢の糸、何とも言いようのない風合いに心がときめきました。そしてこの糸で洛風林の帯を作りたい。」その篤い想いの洛風林三代目堀江麗子さん。


今回は 徹底したこだわりから生まれた素材の美を追求している 勝山健史氏の絹糸の織物を中心に洛風林ならではのエキゾチックな帯が揃いました。

勝山氏は、あえて桑の飼育から糸作りをはじめ徹底した手作業を貫き、美しい糸を作る為には生きたままの繭を塩漬けにもしています。温かみが漂う手作りの絹糸を、機械織りでは味わうことができない、独特な深みのある光沢と質感を持つ絹織物に仕上げます。

 

また、洛風林は先代・堀江武が古典への理解、新しさへの追及、早くから積極的に海外旅行をして外国のデザイン(ヨーロッパだけではなく、南米やアフリカにもおよび、その地で民族的に伝承されてきたデザイン)を研究し、本物を尊ぶ鋭い感性によって帯という空間に様々な織技法を用い、表現したといわれます。その先代の意思を次ぎ、また先代が成し得なかった素材の追求という新たな取り組みをしているのが堀江麗子さんです。

今回はその両者のこだわりと挑戦から生まれた完成度の高い帯の数々をご覧いただきます。



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